ららん日記

ラジオ番組情報誌「ららん」の公式ブログです。

音声平均価格の求め方。

音声平均価格が0を刻むうちにも考えられることはある。

その一つが音声平均価格の求め方だ。

 

簡単に考えれば、売れた音声の総額を販売回数の合計で割る。
例)
音声作品A 価格200円 販売数5 作品Aの売上1000円 
音声作品B 価格100円 販売数10 作品Bの合計売上1000円
売上合計は2000円
これを販売数の合計15でわる
2000÷15=133.3333…
ここは小数点第二位以下を四捨五入して、音声平均価格は133.3円とする。


割引販売とか、複数の作品をセットで割引販売した場合などの計算は・・・今後考えることにする。

それより、

この計算式を求めようとしたら、

「作品がいくらで、いくつ売れたか」を把握する必要があることが問題だ。

仮に作品が売れたとして、その売り上げをいちいち報告なんかしたくないよなあ。。

 

はっ! おもわずしてしまった。 捕らぬ狸の皮算用。。


ともあれ、いまだ、音声平均価格は0円だ。

今年に入って少しずつ読んでいるのは、

「それをお金で買いますか 至上主義の限界」(マイケルサンデル著)

あらゆる物事の市場化が進んでるけど、そこで問題なのは倫理とか規範ですよ、というような話をしてます。今年の2月から少しずつ読んでますが、何度読んでも為になる気がする。

そんなわけで遅々として進んでいないようで、水面下で見えないところでは進んでいることを主張したい、ららん中の人の日記でした。

音声平均価格= 0JPY 10:12

昨日までの投稿を読み返す。
なかなかイタイ。

まあ、やりたいからやっているのだが。。

疑問。
一体、誰が音声を商品化できるのだろうか?
それが録音済音声だとして。
一体、誰がそんな音声を欲しがるのだろうか?

こういうときは、既に市場としてあるものを調べてみよう。

検索ワード「オーディオブック」
・オーディオブック・・・ビジネス書から自己啓発、落語まで書籍を朗読
・ニュース・・・朝刊の朗読
・個人が運営する朗読サイト
・芸能人が朗読しているオーディオブックを販売しているサイト
・舞台公演作品をオーディオブックとして販売しているもの

既にテキストがあるものをオーディオブックとして公開、販売してるケースが多い。

続いての検索ワード「音声作品」
ほぼエロ、18禁でした。どぎついやつが多かったです。

「こういうのじゃない感」が強いんだけど、では「何か?」と言われると答え今のところ、ない。
また、音声媒体の特性として、映像などの視覚情報と親和性が高いことが挙げられるが、単独では商品価値が付けにくい、ということが言えるのではないか。

ここまで書いてみて、やはりなかなか私はイタイことをしているな、思う。
だが、自分が作りたいと思ったサウンドコンテンツ市場と、既にある市場はかなり異質な気がする。

その違和感を踏まえて、もう一度考察をやり直す。まて次号!

あ、あと、ネット検索で引っかかるものだけが市場だと考えるのは危険だと思った。
ネットに繋がっていない市場だってまだあるかもしれないし。

あら、音声平均価格は今日も0円だわ。

ここのところ連日で更新していた、ららん日記の内容をまとめる。

まあ、まとめるというより、言い替えの作業だ。
書いていると、カッコいい言葉につられそうになる感覚があってね、カッコいい言葉を使っていると、「そんな俺、カッコいい」という気分になってしまいがちでしてね。
カッコいい言葉に浸りたいわけでなく、人に考えを伝えて自分の描いた市場を形成するのが目的なんでさー。

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まずは、これ。

【課題】
「個人が自由、かつ安全に自らの音声を取引できる市場をつくる」
↓↓ 以下のように言い替える。

「誰でも自分の意思で売り買いできるサウンドコンテンツ市場をつくる」
長くなってるやん…

【仮説1】
「人は変動する数値に期待する。期待を承認欲求に結び付けると行動が発生する」
↓↓ 以下のように言い替える。

「目の前で変化する数字が自分の利益や欲求に係るとき、人は行動を促される」

【仮説2】
「人の発声は、他者が聴くことで影響力が発生しうる」
↓↓ 以下のように言い替える。

「誰かの声は別の誰かが聴いて意味が生まれる。」

もともと【仮説1】は【課題】解決のために考えついたものだったけれど、
【仮説1】を基にしている音声平均価格は、トレード情報を集計するという点で【課題】とバッティングする。

また、【仮説2】によると、そもそも音声の影響力は、誰かが聴かないと発生しないようだ。

ここまでが、前回までの内容。
自分的にはまとまったと思うが、読んでいる人はどうだろうか? 少し気になるが先に進める。

ここで問題なのは「商品としての音声の価値はどこにあるのか?」だと思う。

音声を売る人は、果たしてどんな音声を売るのか?
音声を買う人は、果たしてどんな音声を買うのか?

そこら辺をもう少し深堀していきたい。待て次号!